上高地は長野県松本市にある標高1500mの山岳景勝地です。
訪れたことはありますか?
今回は2022年7月に行いきました。
私が初めて上高地へ訪れたのは2019年の9月。
その時のブログはこちらです↓
今回は雨も晴れもある、さまざまな姿の上高地を散策しました。
そして7月と9月の雰囲気の違いなども書いていきたいと思います。
上高地まで行くには
上高地は年間を通してマイカー規制がかかっているため、マイカーで行く場合は近くの駐車場に停車し、バスやタクシーで上高地へ向かう必要があります。
★車
松本方面から車で来る方は「沢渡駐車場」(1日700円)
高山方面から車で来る方は「あかんだな駐車場」(1日600円)に停車できます。
★シャトルバス
東京方面から行く方は松本や新島々駅まで電車で行き、シャトルバス
大阪方面だと高山駅からシャトルバスなど色々方法はあります。
★直行バス
新宿や渋谷、東京や、名古屋、大阪からの直行バスもあります
前回は新宿から上高地までの直行バスで行ったのですが、休みの前日だと高速道路が混むため、あまりおすすめできません。
到着予定時間から1〜2時間遅れてしまうこともあり、上高地の散策スケジュールも狂ってしまうこともあります。
上高地を楽しむなら、日帰り?一泊??
上高地ですが有名どころのスポットを歩こうとするとかなり広いです。
上高地のホームページに詳しく書いてありますが、そこで紹介されている散策ルートのイラストは↓下のような感じです。
左下の「大正池」から右側の「明神」と書かれている辺りまでが一般的によく散策されるスポットです。
一番右の「徳沢」までとなると本格的に登山をする方のルートに入っていくので、そこまで行く方は珍しいかもしれません。
なので大正池から明神までしっかりみたいな〜という方は、往復を考えると4時間〜は必要です。
そこに休憩や、ご飯タイムを入れたり、写真撮影をしたりお土産を見たり?と時間を追加していくと、5時間か6時間ほどは見ておいた方がいいんじゃないでしょうか。
なので朝から上高地へ行ける方は日帰りでも十分に楽しめます。
行くスポットを絞って置いて、歩けていない場所は次回きた時に楽しむという感じで、日帰りにしてもいいかもしれません♪
お昼過ぎにバスで到着し、河童橋付近だけ見て、バスの時間内に帰るという方もいらっしゃいます。
上高地→沢渡駐車場までだと最終バスは16時55分です
上高地→新島々駅は17時30分が最終バスです
(2022.8月調べ)
ただ、お昼過ぎに到着するバスにしか乗れない場合で、上高地を全て楽しみたいとなると、1泊してのんびり2日に分けて散策されるのがいいと思います。
季節にもよりますが、山に囲まれた景勝地になるので、夕方頃から暗くなり歩くのもヘッドライトが必要になる場所があるので、日の入りまでくらいしか散策できないとなると、お昼すぎてからすべて回り切るのは大変忙しくなります。
1泊の場合、ホテルか山荘かテント(キャンプ場)か
上高地には宿泊できる場所がいくつかあります。マイカー規制のかかっている上高地のホテルは下記の地図の丸印をつけた部分にあります。
ホテルや山荘、キャンプ場などがあり、値段もさまざまです。
印をつけ忘れましたが、青の丸のすぐ下には上高地帝国ホテルがあります。
ホテル
ホテルは山荘やキャンプ場に比べて値段は高いですが、プライベートを保て、ゆっくりと休めます。
持っていく物も服や下着など宿泊に必要なものだけでいいので楽ですね。夜、朝のご飯をつけることも出来るので、散策の準備だけして行けばいいというメリットがあります。
そして大正池やウェストン広場、河童橋付近のどこに宿泊するかで散策の楽しみ方が違うと思うので、自分の散策プランにあった場所に宿泊するのがいいと思います。
キャンプ場
ピンクの丸印のところは「小梨平キャンプ場」というキャンプ場になります。キャンプ場はホテルに比べて価格も安く宿泊できます。
キャンプ場には「ケビン」や「常設テント」があり(※常設テントは季節によって数など変わります)、キャンプ道具でテントを持っていくのが大変!という方でも宿泊できるようになっています。
キャンプ道具を持っていなくてキャンプ場に宿泊する場合、1からキャンプ道具を揃えるので、ホテルに宿泊する以上のお金がかかるかもしれません。
自分でキャンプ道具を持ってくる場合、バス停から徒歩で全ての道具を運ぶ必要があります。
山荘、山小屋やロッジ
個別の部屋での宿泊も可能ですが、男女別だったり、相部屋のところもあります。
ホテルよりは価格は抑えられます。
プライベートはホテルよりは感じられないかと思います。
東京方面から上高地へ出発!
私たちは東京の新宿駅から松本駅まで「あずさ」で向かい、松本駅から予約制の上高地行きのバスに乗車しました。
新宿から電車、松本か新島々駅から上高地までバス
土曜の朝、一番早い時間の「あずさ」は
新宿駅7:00発、9:38分松本駅到着になります。
価格は特急料金2,550円+乗車券4,070円。
※松本から上高地までバス(予約制)
松本駅から松本バスターミナルへ移動し
松本バスターミナル10:15分発、上高地11:55到着予定
バス運賃2,710円
※松本駅から新島々駅へ電車移動し
新島々から上高地までバス(予約不要)
松本駅に9:38分に到着後、松本電鉄上高地線・新島々行へ乗り換え、10:10分発の新島々行きに乗車→新島々駅に10:40分到着
運賃710円
新島々10:50発のバスに乗り上高地に11:55分到着予定
バス運賃2,000円
↑松本からバスで上高地へ向かっても、新島々駅からバスで上高地に向かっても同じ運賃、到着時刻も同じでした。
新宿から上高地までかかった金額は9,330円でした。
もし直行バスで新宿から上高地まで行くとすると
新宿バスタ朝7:15発、上高地バスターミナル12:02到着予定
料金はスタンダート席で繁忙期は10,400円(繁忙期以外は8,200円、9,400円)です。
バスの方が安いだろうなぁなんて思っていましたが、繁忙期は高速バスの方が価格は高いです。
ただ平日や繁忙期以外であれば、直行バスの方が安くなるので、安く上高地へ行きたい場合は、平日のバス直行便がおすすめです。
リスクとしては高速道路で事故など渋滞が起きた場合、到着時刻の予測がつかなくなるということです。
前回、新宿バスタから上高地へ向かった際、渋滞に巻き込まれ到着が13時すぎとなり、ランチが終わるギリギリの時刻でした。
そこから散策できる範囲で散策したのですが、宿泊場所にもどってきたのが18時となり、散策しながら電話し、18時からの夕飯を遅らせてもらいました。
バスは夜中に出発するグリーンカーもあり、そちらは価格が高いです。深夜だから安くなるのかなと思ったら、グリーンカーという3列シートになるため、価格は高いようです。
早朝に到着して散策をたっぷり楽しみたいなら、夜中出発はいいですね♪
上高地での服装は?
上高地から焼岳や徳沢方面から本格登山をする方ではなく、上高地の散策ルートを歩くくらいならば、気軽な服装で大丈夫です。
夏の時期は半袖半ズボンの方もいたり、コンバースのようなスニーカーで来る方もいます。
ただ脱げやすいスリッポンやサンダルはやめておいた方がよくて、紐で調整できるようなスニーカーがおすすめです。
私はトレッキング用のシューズを履いていきました。靴下や靴がトレッキング用だと、普段の靴よりも疲れにくくなります。
また山岳地帯なので肌寒くなることもあり、また虫に刺されたりすることもあるので、ウィンドブレーカーのような薄手の長袖があると安心です。
寒い時期は薄手のダウンを常備しておくのがおすすめ。
歩いていると思ったより暑くなることもあり、休憩時には寒くなったりとするので、簡単に着脱できるのがいいです。
汗をかきやすい方は速乾性の下着などを身につけておくことをおすすめします。
雨の予報が出ている場合は折りたたみ傘やレインコートがあると安心。
上高地のお土産売り場でもカッパや傘が売っています。モンベルの商品を取り扱っていたりするので、軽量のモンベルの折りたたみ傘もそこで購入することもできます。
上下別れたレインコートや透明ビニールのカッパもいいですが、ポンチョタイプのレインコートはリュックなど鞄やカメラの上からすっぽり被ることができるので個人的におすすめです。
上高地のバス停
大正池バス停、帝国ホテル前バス停、上高地バスターミナルと降りるバス停を選べます。
自分が散策したいポイントで降りましょう〜。
人気のエリアを緑で囲ってみました。
私が一番好きな場所は、明神池です。
次に田代池(田代湿原)、河童橋、朝なら大正池、という感じです。
明神池を見たい場合は、上高地バスターミナルで降り、バスターミナルから河童橋まで歩いて6分ほど、
河童橋から明神池へ順調にすすんでも1時間は歩くので、往復2時間以上は必要です。
また大人気のコースは大正池から河童橋へ歩いていくコース。
1時間半もあれば河童橋の方へ歩くことができますが、その間に田代池や湿地帯を見たり、梓川を横目に進むので、写真を撮影しながら行くと2時間は考えた方がいいかもしれません。
上高地での注意事項
上高地ではルールとマナーがあります
[/ふきだし]- 植物や昆虫などの生きものを採らない
- 野生動物にエサを与えない
- ゴミはすべて持ち帰る
- ペットや外来生物を持ち込まない
- 歩道を外れて歩いてはいけない
上高地には動物も出没します。
お猿さんは人を敬遠しません。
↓2019年に上高地に訪れた時の写真ですが、お猿さんたちが日向ぼっこしながらノミとりしてました。
人が近づいても逃げませんし、一緒に歩いたりもしました。
人の餌の味を覚えていないので人を襲いません。人が自然との境界線を守ることで猿と共存できるんだなぁとしみじみ思いました。
次回、散策内容を詳しく紹介します
次に、実際にどのように散策していったのか書いていきたいと思います。
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前回9月に行った時よりも7月の方が、多少暑いと思いましたが(天気にもよると思います)薄い長袖を着ていても鬱陶しい暑さではありませんでした。
9月は確かにひんやりとした秋や冬の訪れを思わせる瞬間がありました。
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