暖かくなり、キャンプも行きやすくなってきますが、雨も増えてくる季節になります。
せっかく予約できたキャンプ場だけど、当日雨かもしれない…
行くか迷うなぁ
[/ふきだし]雨天決行するのか悩む、という方も多いかと思います。
少しでも雨キャンプに不安がある場合、1泊2日のキャンプで降水量が多く、両日ともに雨であればキャンセルする方がいいかなと思います。
キャンプ場によっては「キャンセル料」がかかるところと、かからないところがあります。
特に高規格な元々の料金が高いキャンプ場はキャンセル料がかかるところが多い傾向です。
強風や雨の注意報が出るような大荒れの天気の場合はキャンセル料をいただきません、というところもありますが、関係なくキャンセル料がかかるところもあります。
予約時には必ず「キャンセル料」がかかるかかからないか確認して予約した方がいいです。
キャンプに慣れていないのに、
雨だけどキャンセル料がかかるなら
キャンプは決行しよう!
どうにかなるでしょ
と決断すると、辛いキャンプになって苦い思い出になってしまうかもしれません。
実際に雨キャンプを何度か体験してきた、経験のお話をしたいと思います。
まず、私は、「降水量」「風速」の予報を見て、危険がなさそうならば雨キャンプに行くことが多いです。
そして持っていくテントはポリエステル系のテントを持っていきます。
テントの形状にもよりますが、さらにタープを持っていき、居住性を高めたりテントの上にタープを張る“過保護張り”にしテントを雨から守るスタイルでキャンプをします。
テントについて詳しく後ほど書かせていただきますが、まずは先日行ったキャンプ場での雨体験をご紹介します。
千葉県富津市の花はなのキャンプ場でグルキャン
動物がたくさんいるキャンプ場!花はなの里オートキャンプ場は場内に桜や菜の花もあり、春に行きたいなぁと思って予約しましたが、当日は雨。しかも「しっかりとした雨」でした。
キャンプ場はバンガローはキャンセル料はかかりますが、オートキャンプのキャンセル料は無料です(連絡は必要です)
なので雨だとキャンセルする人が多いキャンプ場のようです。
当日行ってみるとオーナーさんも「ほとんどの方がキャンセルだったから、来るのかな?と心配してた」とのこと。
こちらのキャンプ場はテラスのような雨を凌げる場所が2箇所ほどあり、そのテラスにテントを張ると雨をしのげるとのこと。
しかし大きなテラスには先にきたファミリーがテントを張っており、空いているのは小さなテラスのみでした。
私たちはグルキャンで二つテントを張りたかったので小さいテラスに2つのテントを設営するのは厳しそうでした。
テラスの提案をされたのは、キャンプ場の地面の状態が非常に悪いからでした。
初めてくるキャンプ場だったので、雨によりここまで地面の状態が悪くなるとは知りませんでした。
ぐっしょぐっしょで、これはテントを張るのは厳しい状況でした。
来る前にどんなキャンプ場か調べたりはしたのですが、晴れのキャンプ場のブログや動画しかほぼなく、地面がどうなるのかというのはあまり分からなかったんです。
キャンプ場を見てみるとどこもかしこも地面の状態が悪く、雨にキャンプするのは適していないグラウンドでした。
結局この地面の状態ではテントを張るのはきびそうだと判断し、花はなの里にはバンガローがあったのでバンガロー泊をすることに決めました。
バンガローが4棟あり、冷蔵庫つきでした。
このように、キャンプ場によってはバンガローやロッジがあるところがあるので、当日変更できそうなら変更するのもありかなと思います。
突然の変更ができないキャンプ場もあると思いますので(準備があるなど)、確認してくださいね。
トイレは場内に3、4箇所あるのですが、どれも古くちょっと怖いトイレでした。
↑写真のトイレは受付側にある1番良い?と思われるトイレです。
女性は便座が暖かくなるものがついていましたが、男性側はただの水洗の洋式トイレでした。
受付以外のトイレは、洋式トイレだけで便座は冷たく、ウォッシュレットは1箇所もありませんでした。
男性は小便器もあります。
段々になっていて良い感じ。晴れた日にキャンプしたいなー。
雨の日には無理せずバンガローやロッジへ変更したり、思い切ってキャンセルするのがいいかと思います。
雨キャンプが楽しいサイト「7inchCAMP」
前述の通り、サイトの状態によってはテントを張るのが難しい場合もありますが、キャンプ場によっては雨キャンプでも楽しめることもあります。
7インチキャンプ場へ行った時は雨でもとっても快適に過ごせました。
地面がすべてたっぷりとした砂利に覆われています。
この敷き詰められた砂利のおかげで泥汚れがつくことがなかったのと、サイトの水捌けがとってもよく、かなりの雨が降りましたが快適でした。
有名なふもとっぱらでは、場所によっては巨大な水溜りができたり、草が深いところは足がびしょびしょになったりしますので、雨での利用はサイトでかなり左右されます。
雨キャンプをなるべく快適にするためには、サイトの地面が大切
・水捌けがよいサイト
・砂利サイトなどがおすすめ
雨に向いているテント、そしてタープ
ポリエステル系のテントがおすすめです。
T/C素材、コットン素材は濡れるととても重くなり、乾かすのも大変です。
そのままにしておくとカビが生えてしまうこともあるので気をつけてください。
テント1つで雨キャンプを楽しむなら2ルーム系やシェルターテントがおすすめです。
タープがなくても寝室の前にある前室をリビングとして利用できますし、雨に適しています。
テントにはスカートがついているものがなおおすすめです。
↑タープが大雨によってたわんでしまっていますが、、、
タープを張ってその下にテントを設営する過保護張りをすると、テントが雨から守られるので快適に過ごせるようになります。
耐水圧のある生地のテントやタープがおすすめです。
雨の日に必要な服装
レインコートやレインジャケットは設営時に必要かなと思います。
ポンチョ型のレインコートもいいですが、やはり袖があり袖口が締まるタイプだと袖から雨が入らないので、設営時におすすめ。
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気軽なものは腰の下あたりまであるレインコート。
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レインコートは焚き火に向いていないものもあるので、気をつけましょう。
ワークマンからも安くて高機能なものが出ていますので、安く揃えていきましょう♪
そして、さらに必要な服装は通気性が良く、速乾の服装を用意しておくことをおすすめします。
レインウェアの下は大変ムレるので、レインウェアでテントなどを設営すると汗をかいてしまいます。
もし速乾性のある服装がなければ、設営後、汗をかいていれば着替えてくださいね。
靴下も余分に持っていくことを忘れずに。
- レインウェア
- 通気性、速乾性のある服装
- 着替えがあるといい
- 靴下の替えも忘れずに
- タオルなど、拭くもの
雨の日に退屈しないプランをたてる
雨のキャンプではやることが限られてきます。
雨量によってはお散歩に出たりすることもできますが、そうではないと外遊びは厳しいです。
キャンプ場の近くの施設などに遊びに行ったり、温泉へ行ったりして、キャンプ場でゆっくりすることを目的としないこともありかなと思います。
グルキャンなど多人数でのキャンプであればボードゲーム(カードゲーム)を持っていって遊ぶのも楽しいです。
夜遅くにやってしまうとうるさすぎるので、区画サイトで隣のサイトが近いとNGですが、明るいうちならOKかと思います(騒ぎすぎはもちろん気をつけてくださいね)
サイトが離れていたり、雨の音や川の音が響いているのであれば声はそこまで気にならなかったりもするので、ケースバイケースで遊んでください。
お勧めのボードゲーム(カードゲーム)を紹介
「犯人は踊る」
第三版ということで、私が持っている時と値段もパッケージも変わっていますが、内容は同じです。
内容は人狼ゲームと同じようなものですが、人狼ゲームよりもわかりやすくおすすめです。
やりはじめると止まらない楽しいゲームです。小学生の高学年〜であれば楽しめると思います。
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「ito」
このゲームは頭を使うというより、感覚のゲームでかなり盛り上がれますし、年齢も関係なく楽しめます。
先日は夫のお義父さんともこのゲームで盛り上がって、大爆笑しました。
「ito」の改訂版、「ito レインボー」も出ています。
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「neu(ノイ)」
私のイチ押しはノイです。
ただ、足し算や引き算が必要になるので、酔っ払っていたり、年齢によっては面倒かもしれません、、、。
1986年に発売されたカードゲームなのに今でもおもしろい、シンプルで最高のゲームです。
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「なんじゃもんじゃ」
お子さんと一緒に楽しむなら、おすすめ!大人だけで遊んでも大爆笑してましたがw
単純な記憶ゲームです。
人気ゲームなので、第3弾くらいまで出ています。
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「ボブジテン」
これは小学生から大人まで楽しめるゲームです。
カタカナのお題を「カタカナ」を使わないで説明して当ててもらうゲーム。
色々なバージョンが出ています
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紹介しきれないほど、おもしろいカードゲームがいっぱいあります。
雨の日はこんなゲームで遊ぶというのもいいかもしれません。
トランプやウノだけでなく、カバンにカードゲームを忍ばせて持っていってみてください。意外と大盛り上がりするかもしれませんよ?
料理にこだわってみる?
時間があるからこそ、料理にこだわってみるのもありです。
ソトレシピでは美味しそうなキャンプ飯のレシピが紹介されています。
美味しい珈琲をいれてみたり、メスティンでデザートを作ってみたり、
普段やれていないこだわったことを雨だからこそやってみるのも楽しいです。
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まとめ
雨の日のキャンプは、風が強くなく、雨量が少なければ可能かもしれませんが、
楽しくなさそうだなと思えば、思い切ってキャンセルしてください。
雨量も少ない、大丈夫そう、ということで雨キャンプへ行かれる場合には、風邪などひかないように万全の体制を整えていってくださいね。
テントはTCやコットンではなく、ポリエステル系で、
心配であればロッジやコテージなどがあるキャンプ場という手もあります。
そして、雨の中のキャンプで何をするのか、目的を決めていってくださいね🎵(ファミリーさんやグルキャンさんはとくに)
目的もなくただまったりされるのもいいかと思います!