どうか雨じゃありませんように、天気がいいといいな〜、
なんてキャンプ前に思う人が多いと思いますが、強風なのかどうかはあまり調べないのではないでしょうか。
天気予報で風の部分をみて安心しても、
予報にはでない突風がくることもあります。
キャンプのときに吹く風はとても手強く、キャンプギアが吹き飛ばされたり、
テントやタープが壊れたりすることも(*´ロ`*)
ほっらかしキャンプ場に行ったのですが、風がすごすぎた〜!
強い風
砂まうから外で飲んだり食べたりできないし、あぶないから焚き火できない。砂地だとこうなるね#ほったらかしキャンプ場
カーカムス揺れるけど、倒れない。
さすが丈夫! pic.twitter.com/EY0RP8nlLL— Emiキャンプとかつぶやき (@Emi_yurucamp) February 8, 2020
風の強さがわかる動画をツイッターにあげたやつです。
この時はまだ序の口で、もっと強い風が吹きました( ⊙⊙)!!
強い風には砂も混ざっていたので、カメラを出すより、
カメラを守りますから、動画撮ってる場合じゃなかったです。
ほったらかしキャンプ場、2度目ですし、毎回こんな風じゃないんで安心してください。
ただ数日前に行った人も強風でテントが壊れたというインスタを投稿している方がいたので、気を付けるに越したことはありません。
無理かもと思ったら、帰るというのも選択肢かもしれないですね。
風が強い時、何に困るの?
★設営が大変
まずテントの設営時に風が強い場合、なかなかテントを貼ることができません。
様々なアイテムを車から出したくても飛ばされる可能性があります。
風がやみそうなら、突風がおさまってからの設営をおすすめしますが、
いつおさまるかわからない、暗くなる前に設置したい!という場合は、
風に気をつけながら設営するしかありません。
設営の場所に余裕があるならば、車を風避けに使い、
設営できてから移動させるというのもいいかもしれません。
★物が飛んでいく〜!
おしゃれにキャンプサイトを設置しよー!と思って用意していた道具、、
外に出すことはお勧めできません。
重さがあるから大丈夫と思っているキャンプラックも安心できません。
吹き上げる風でバランスが崩れて落下なんてこともあります。
テントやポールや、タープ、ペグの袋もいつの間にか飛んでなくなっていることもあるし、
大切な道具も飛んでなくなって、悲しい気持ちになります。
何よりも、物が飛んでいくというのは、他のサイトの人に迷惑をかけることもあります。
★外で予定していた事ができない
イスに座ってまったり景色を眺めることも、
外で飲み物を飲むこともままなりません。
焚き火を囲みながら、焚き火の火で焼き肉をしたくても出来ません。
外でツーバーナーなど立ちスタイルで料理する予定も、風が強いとできません。
砂が舞うようなサイトだと、料理も飲み物にも砂がはいります。
★テント内部に砂が入り込む
これは地味にへこみます。片付けるの大変。
ホウキとかもってきていたら良かったなと思います。
危険なこと
しっかり建てられたテントも、より強い風によって崩壊なんてこともあります。
就寝中にテントが崩れたらびっくりするし、夜中だとテントを立て直すのも大変です。
もしテントの中でストーブなど使っていたら、大惨事になります。
★設置の時ペグをしっかり打つ!ガイロープがあるテントはロープもしっかり張る
アルミペグだと変形したり、抜けたりすることがあるので、
長さのある丈夫な鋳造ペグを使うことをおすすめします。
人気のスノーピークのソリッドステークや、
いろいろな色がある、村の鍛冶屋の鋳造ペグ、エリッゼステークなど〜。
抜けそう、不安!という場合は、クロスして打つことで強度アップです。
ガイロープは全ての箇所設置することをおすすめします。
★焚き火は、やりたい気持ちを抑える
焚き火をしにキャンプにきている、そんな人もいると思います。
焚き火で作る料理をやりたいし、、、
寒いし暖をとるのに焚き火台しかない!
そんな方は焚き火やりたいですよね(*´ロ`*)
サイトが広いし、他の人に迷惑がかからないよね、
小さい焚き火台だし、大丈夫、
風の強い時に気をつけていれば大丈夫、
大人がつきっきりでいれば、きっと大丈夫、、
気をつけていれば、本当に大丈夫なのかな??
と、疑問に思うことも大切なキャンプマナー。
強い風で煽られた火の粉が、テントやタープに燃え移ることもあります。
結構離れてるし大丈夫!と思っても、
飛んだ火の粉が、葉などに引火し、山火事になるということもあります。
強い風で他からゴミや布が飛んできて、それが焚き火に入り、
火がついた状態で飛んで行って、それが他の人のテントに飛んで行ったらどうなると思いますか?
人のサイトに飛んで行かなくても、山や木に燃え移ったら?
あまりの強風の時は焚き火はしない方がいいと思います。
焚き火をした場合、就寝時にはしっかりと火を消して、炭にも水をかけてください。
寝ている間に火の残った炭が風で煽られて、火種を残したまま飛んだり、
そこに燃えやすい物が入って燃えたら大変です!
ほったらかしキャンプ場で、焚き火をしていた家族が就寝したのですが、
トイレに起きた時、その家族の焚き火台の炭が赤々とついているのを見て、
どうか何も起きませんようにと祈りました。
もし、この火種に葉っぱなど飛んできて燃えたままどこかに落ちても、就寝してしまっているので気付いたときには手遅れです…(;´Д⊂)
前あった事故で、BBQの炭の不始末で、全焼した家があり家族の方もなくなられました。
他にもBBQの炭を捨てて大規模な山火事になった事故もありました。
火種の残っている炭はとても怖い物だと肝に銘じる必要があります。
★タープは建てない
ちょっとした風除けにタープを建てるなんてこともありますが、
強風だとそれは危険です。
★強風に強いテント
床があるテントは結構、風につよいです。
うちで使っているカーカムスは床の部分とテントが一体になっているので、間から風が入って煽られることがありません。
ノルディスクのコットンテントも床と一体型のが多いですね!
ワンポールやツールームは地面とテントの隙間から風が入り込みやすいので煽られやすいです。
しっかりペグダウンするのと、スカートがあるテントはスカートも止めるといいと思います。
スカートを全部止めて、ロープも全部ペグダウンすると、
かなりのペグが必要となるので、予め持っていった方がいいですね。
一緒にいった友達のテント。シークアウトサイドのシマロンというテントです。
風にめちゃくちゃ強い、冒険家のテント。
シマロンのテントも強風に耐えてました。
この撮影の時はそんなに強風じゃないですけど…!こんなに薄くて、軽いテントなのにかなり丈夫です。
さすが冒険家のテント。
ほったらかしキャンプ場にて。 pic.twitter.com/XTlnlATwrQ— Emiキャンプとかつぶやき (@Emi_yurucamp) February 10, 2020
総重量1.6kgの軽量テントなのですが、嵐にも耐えるというテントらしいです。
★テントサイト
何日も前から(人気のところは何ヵ月も前から)予約していくのに、風の予想なんてできませんが、
林間サイトだと風が分散されたり、木が守ってくれたりします。
草原は風を遮るものがありません。なので風が吹けばもろに影響します。
ふもとっぱらとかそうですね。
ただ、草でフィールドが覆われているのがいいところで、砂などが舞うことはあまりありません。
ほったらかしキャンプ場は砂地のため、強い風が吹くと砂の被害もすごい。
目も口も耳にも砂が入るし、ギアも砂だらけ。
テントの中も砂、砂、砂~!!
カメラもスマホも!!
このように、キャンプ場のフィールドによっては風は最悪です、
★風の強い日はお風呂は帰りの時がいいかも
夜、お風呂に行って、次の日の撤収時にも強い風が吹いて、結局砂だらけになりました。
帰りに温泉に寄って全て砂を洗い流しました。
それが不思議なんですが、家に帰ってからも、さらにお風呂にはいったのに、次の日、耳を触っていたら砂が…
耳も洗ったのに~砂ってすごい( :゚皿゚)
と思うと、様々なところに砂が入り込んでいるんだろな、、、
これは後片付けが大変!
★ギアが壊れたり、怪我がなければ結局楽しい〜!
キャンプ場についてみたら、まさかの突風〜
続く強風。
ですが、怪我がなければ楽しいキャンプです。
「あの時、風強かったね〜」なんて思い出になるキャンプになります。
そして、大切なギアが壊れたり、飛ばされなければ、嫌な思い出になりませんから、
自分たちでしっかり守ることが大切。
でも、何かあったって、キャンプってこういうことがあるよね、と思うのも
キャンプかもしれないです。
私は今回もLINEのキャンプ保険に入っていきました。
まさかの強風で入っておいてよかったなと思いました。
今度、ほったらかしキャンプ場のレポしたいと思います!