ファーストキャンプ覚えていますか?(そんな言葉ない?)
キャンプデビューです。その印象によって、キャンプを続けるか決まりそうな気がします。
雨の多い8月ですが、季節的にこれからキャンプデビューする方もいるかな??
私の何の知識のないキャンプデビューが思い返せば過酷だった(?)ので書いてみようと思います。
ゆるキャン△を見てキャンプに行こう!と盛り上がり決行したグルキャンでした。
選んだキャンプ場はゆるキャンを見て行ってみたい!!と思った
行くのは3月末。メンバーは5人です。
岐阜の同級生のキャンプ歴のある友達に「ついにキャンプに行く」というLINEをして、いろいろ教えてもらうことに。
岐阜の友達は山梨県のキャンプ場には来たことがなくて「四尾連湖?調べてみるね」という返信が来ました。
そして、デビューだし、はまるか分からないけど、とりあえず必要なものを教えてもらうことに。
友達は宿泊する場所によっても必要なものが違うと思ったのでしょう、場所を調べて連絡くれました。
「・・・なかなかハードなキャンプ場みたいやけど大丈夫?」
そう言われたけど、キャンプに行ったことのない私は、何がハードで、何に対して大丈夫?と言われているかわかりませんでした。
キャンプデビューの私に四尾連湖の水明荘キャンプ場をなぜハード言ったのか
- オートキャンプ場ではない(駐車場から湖の横をかなり歩いて荷物を運ぶ)
- トイレが水洗ではなくボットン(汚い)
- 受付から500m以上離れた場所が設営場所(何かあってもすぐ受付に行けない)
- 標高が880m(3月末は冷え込む)
初めて行く人が選ぶキャンプ場にはちょっと?という理由はこれでした。
しかも、auもソフトバンクも電波が入りませんでした。
2回目に行ったら電波入りました。ファーストキャンプで電波入らないのはヤバイ。
この時は、
- オートサイトで荷物の運び入れ楽々
- トイレはウォッシュレット
- 炊事場はお湯がでる
- スタッフが巡回してくる
そんな至れり尽くせりな高規格キャンプ場があるなんて知りませんでした。
無知識って無敵です。
最初にシンプルなキャンプ場に行ったことで、次から行くキャンプ場は
「え、こんなに整ってるの!」って感動ばっかりでしたよ。
でも、四尾連湖水明荘にはリピートしました♪♪
その水明荘のトイレはこんな感じです↓ぼっとんなので、匂います。男女一緒です。
なんと、夜トイレにいったらう○こが落ちててびっくりしました。外にです。
受付の人が近くにいないので掃除もこまめに来ませんし、「トイレが汚れてます」って気軽に呼びに言いに行くのも無理です。蜘蛛やカマドウマとかわんさかいました。
夏、どうなるんだろう。
最初に過酷なキャンプ場に行ってしまったことで、キャンプから遠のく人もいます。
一緒に行った仲間の1人は「俺はもう無理だ」とその後キャンプ自体断念してしまいました、、、。
みなさんは、どんなファーストキャンプをされたんでしょうか?
去年、初キャンプのファミリーの方とキャンプしました。
高規格すぎるキャンプ場と、シンプルなキャンプ場の間(中の上かも)という感じのキャンプ場です。
ウォッシュレットトイレだし、川がある林間サイト、オートサイト、受付もしっかりしていてキャンプ場に関係ない人が入れないキャンプ場でした。
水捌けもよく汚れにくい砂利サイトで、テントも立てやすいし子供も過ごしやすい場所でした。
が、そのファミリーのお母さんが「川の音が気になって眠れなかった、砂利が痛くて寝るのが辛かった」と、あまりいい印象じゃなかったみたいなんです。
砂利が痛かったことに関してはレンタルテントでレンタルのインナーマットに、さらに自分たちで敷物を持って来ていたのですが、タオルケットみたいなものしか持って来ていなかったのが原因です。
川の音に関しては、普段外で寝ることに慣れていない分、薄いテントで音がよく聞こえてしまい、いつも以上に敏感になるんです、、慣れるしかない。
都会で過ごしていると車などの緊急車両の音、人の声、めちゃくちゃ聞こえます。
人のイビキの中でも寝れるし、慣れなんです。
でもテントの中でうまく寝られなかったことで、次にキャンプに行くならコテージ泊がいいとのこと。
私が選択したファーストキャンプの場所を失敗してしまったのではないかと、落ち込みました(少しね)
芝生の広々とした草原のキャンプ場ならまた違ったかな、またチャレンジしてくれないだろうか、そんな風に考えました。
次はこんなことしてみたいな、とか、子供達が楽しそうだからまた行ってみたいな、とか、テントの中で快適に過ごせる方法があるかな?とか、前向きに考えてくれると嬉しかったのですが、そこの家庭のお母さんはそういうタイプじゃなかったみたいです。
お母さんの意見が尊重されるみたいで、次から誘えるような雰囲気じゃなくなってしまいました。
ファーストキャンプの準備、用意したもの
さて、私たちのファーストキャンプの話にもどります。
キャンプ場の下調べをしましたが、
友達が言ったハードそうなキャンプ場というのは、実際行って体験してみないと分からないと思ったので、とりあえず、荷物だけはしっかり揃えて準備しようと思いました。
まず、
★テントとシュラフは必要
と言われました。
テント
テントはレンタルという手もあるし、買うなら大掛かりなテントではなくポップアップテントというものがあるということを教えてくれました。
友達はノルディスクをはじめ海外の珍しいテントや高額なテントを使っていましたが、この時の私にはそういったテントがあるとは教えてくれませんでした。
これは正解です!
やっぱりキャンプにはまるかは分からないですからね。
テントはケシュアのポップアップテントを選びました。この頃、ポップアップテントはケシュアくらいしかありませんでした。
1万円ちょっとくらい。レンタルテントがかなり高かったので買ってしまいました。
これにあうグランドシートも購入しました。
手前がケシュア、奥のテントは他のキャンパーさんです。
寝袋/シュラフ
そしてシュラフ。寝袋のことをシュラフというのも知らないくらいでしたが、友達にアウトレットでのナンガのシュラフの取り扱い店を教えてもらい、ナンガってなんだろ?くらいで購入しました。寝袋は変なの選ぶと大変だからということでナンガを教えてくれました。
よく分からないまま450DXにしました。
夫と自分のもので2つ購入。1つ2万1,800円でした
ここまでで5万円以上使ってるけど、調子に乗ってチェアも購入することに。
チェア
ここで、このままだと荷物が嵩張るぞ?ということに気づきます。
それで、とにかく小さくて軽いチェアを選ぶことに
・ヘリノックス チェアワン
・ロゴス バケットチェア
を夫と私で購入。たまに競馬場に行ったりするので、リュックに入れて持っていける小ささが気に入りました。
↓左から1つ目と2つ目が私たちのチェアです。一番右の大きいのはレンタルチェア。
一緒に行く友達は割り切っていて、テントもチェアもレンタルで行くことにしていました。しかも四尾連湖のキャンプ場に送ってもらうという大胆さ。
キャンプに今後もはまるかわらかない人は、高いと思ってもレンタルするという考え方は正解です。
その友達は、このキャンプデビューのあとフェスにも行くからとチャムスのチェアを買っていましたが、キャンプにははまりませんでした。
ライト(ランタン )
そして、ライトも必要です。
登山したときのヘッドライトを夫婦で1つずつ持っていたので、それと、
ジェントスのめちゃくちゃ小さいランタンを買いました。
知識がないってすごいです。
ゆるキャンでも使ってるし、これでいいよね♪
そんな感じですよ。
外灯もないキャンプ場なのでこの小さいライトは役立たずで真っ暗でした。
マット
冷えるからマットは必要だと言われ、安いクッションマットを購入。
キャプテンスタッグのEVAフォームマットを2人分買いました。
軽くて安くていいけれど、かさばります。
テーブル
テーブルがないと調理もできない、食べ物も地面に置きっぱなしになるので軽量のものを選びました。
夫婦で使いやすいよう高さのあるものにしました。
友達はゆるキャンでも使われていたキャプテンスタッグのアルミロールテーブルを買ってました。安いですし!
シェラカップ
シェラカップは雰囲気で購入して持って行きました!
クッカー
調理に必要だとプリムスのクッカーを買いました。
プリムスのイージークックソロセットというものです。
これは何となく買った物だったんですが、後にキャンパーさんや登山をされる方に人気のものだったようでした(わーい)
ガスバーナー
友達がすき焼きを作るためカセットコンロを持って来てくれたのですが、5人のグルキャンだったので私も家にあったバーナーを持って行きました。
登山の時に使っていたものです。
(左がsoto、右がiwataniのバーナー)コンパクト!
この時はiwataniのCB缶のタイプしか持っていませんでした。
ナイフ
調理に必要です。
包丁でいいかな?と思ったのですが家の包丁って持ち出すには大きすぎるしオピネルのナイフを買いました。
そしてコンパクトにするためまな板は牛乳パックを解体したものを持って行きました。
左からクッカー、バーナー、ナイフ。これだけでコンパクト調理は可能でした。
(ガスとかも持っていきましたよ)
湯タンポ
寒そうだったので家にあった湯タンポを持っていきました。家にあったものなのでラプアン カンクリのゴムの湯タンポでした。私用の1つだけ。
大まかに言うと初めてのキャンプで用意したものはこのくらいでしょうか。
あとは、暖かい服装やホッカイロなどは各々で用意していきました。
これで初めてのキャンプを乗りきりました。
知識がないのは、事故などと隣り合わせで怖いことですが、
真冬のキャンプではなかったので、大丈夫でした。
夜、朝ともに4℃とか5℃だったと思います。
冷え込む湖の畔の地面に小さなテントとEVAマットをひいて、シュラフだけで眠るなんて。今では考えられません。
私はゴムの湯タンポがありましたが、夫も友達たちも湯タンポなしです。しかも友達たちはダウンシュラフを買わずに化繊の安いシュラフでした。
友達たちはお酒を飲んでいたから眠れたのかもしれませんが、途中、寒さで目を覚ましていたようです。
反省したこと
シュラフ(寝袋)は季節にあったものを選ぶ。
気温が15℃以下になる季節には、シュラフに書いてある快適使用温度から想像して選ぶ必要があります。私と夫は450DXで快適使用温度がマイナス4℃だったので入ったらあったかかったけど、それでも朝は寒くて起きました。友達たちは化繊のもので快適使用温度がマイナスのものではなかったためかなり冷え込んでいたようです。
ランタンはメインランタンがあったほうがいい
登山のヘッドライトを持って来た友達もいたのですが、普通のランタンは5人で行ったのに2つしかありませんでした。しかもその2つというのもすごく小さいものでした。
テントに物をとりにいったり、トイレに行ったりする人がいると、サイトは真っ暗に。
これは想定外で、真っ暗すぎてそれぞれ調理するのも大変でした、、、、
もっと大きなメインランタンが1つあればよかったヨ。
ただヘッドライトはトイレに行く時とっても便利でした。手が自由になるし、とっても汚いぼっとんトイレだったのでライトを置くのも躊躇しちゃうし、ヘッドライトでよかった。
電波が入るか調べる
今はかなりの山奥でも電波が入るところが多いですが、念の為、電波が入るか確認して行ったほうがいいです。
ファーストキャンプのおすすめはやっぱりオートサイト
もし想定外な寒さだったり、山間部などでの思わぬ雨が降った場合、オートサイトは幾分安心してすごせます。
初めてのキャンプにはやっぱりオートサイトが安心だと思います。
とくにファミリーは!
冷え込みのない季節、天気が良ければ、テントなしで野で寝られるくらいですし、なんだって大丈夫かと思いますが、
気温、天候に不安があるなら万全な準備は絶対に必須です!
気温が高い季節なら、虫や熱中症に気をつけて対策していってくださいね。
私もなんですが、最初にちょっと癖のあるキャンプをしたことで、それがずっと思い出になったりもするので、ドタバタキャンプも捨てたもんじゃないです
土砂崩れなどもありますので、雨量に気をつけて、よいキャンプしてください。
ファーストキャンプが、いい思い出になりますよーに!