オルタスSテントレビュー:快適に過ごせる魅力と長所と短所を徹底解説

【テント】
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久しぶりにテントを購入しました。
購入して良かったなーと思ったのでレビューしていきたいと思います。

TENTER×Oregonian Camper「Ortus-S」

TENTERは韓国のアウトドアブランドです。オルタスSというテントが日本でも発売してから、ずっと欲しいなーと考えていました。
TCが出るまで待とうかなとか、色々と考えていたんです。

色々と検討した結果、ポリエステル幕で、tenter とoregonian camperがコラボした oruts-Sを購入することに決めました。

今まで使ってきたテントの中で、一番高額で購入するのに本当に躊躇っていました。それもあって1年たって、やっと購入したという感じです。

とても気に入っているオルタスSなのですが、伝えておかなければいけないことがあります。
購入後に何度か使ってわかった欠点なので、このことを踏まえてから、魅力を伝えていきたいと思います。そしてこの欠点に関しメーカーも手厚く対応いただけるのでご安心ください

オルタスのテント生地ですが、極端な湿度の変化により縮んでしまうことがあるようです

生地の縮みによって影響が出るのが、各ポールのはめ込みにかなり力が必要になることです。

初回時はちょうど良い力で、それぞれのポールを取り付けることが可能でした。
1人の力でポールを入れることができ、テンションも良い感じでした。
9月に使い始めたのですが、気候もあり、雨にあたることが多かった。
ある時は、すっと入りすぎて「1度目はこんなにあっさり入らなかったのにな?」と思うこともあるくらいでした。その時は雨は降っていませんでしたが、湿度のある日で川が近くにある森林でした。

6度目の11月、乾燥している日で、午後に雨予報が出ていました。ジョイントポールの部分(天井にくる4本のポール)、4本目のポールが硬くて「うわ、きつい!こんなに固かったけ?」となりました。
しかもテントの入り口部分も浮いてしまっていて、サイトが傾いているのかな?と思ったりしていました。
そして7度目の晴れて乾燥した日にジョイントポールの4本目が何をやっても入らなくなりました。
生地があきらかに縮んでしまい、私と夫が2人でポールをはめようとしても、10cmくらいポールの方が長くなっていてはめることができませんでした。
この日、ポールは3本のまま過ごし、夜になり寒くなってきてからもう一度はめてみたら、あっさり私1人の力でさしこむことができました。
この事から湿度など何らかの原因で生地が縮んでしまうことは明らかかなと思います。

4本目のジョイントポールを付けずにキャンプすることになりました。自立するテントでよかったです。

TENTER JAPANの手厚い対応

不安な出来事が起きて、乾燥した時期にオルタスは持っていけないのかな?と、大変なショックを受けました。
もしかしてこんな時こうするといい!というコツがあるかも?と望みを託し、
TENTER JAPANさんのインスタDMに「ポールが入らなくなったが、入るコツがあれば教えて欲しい」と問い合わせを入れておきました。

次の日にDMの返信があり、湿度の変化により生地の縮みが発生する事象が確認されていることがわかりました。
そのため、すぐに生地を交換することと、また生地が縮んでしまった場合の短くなっている対応ポールも送ってくれる事になりました。
すぐ対応していただけましたし、突き放すような文章ではなく、相談しやすい口調で安心しましたしTENTERを購入して良かったと思いました。

オルタスSの魅力

・快適な居住性
・設営の手順が簡単
・見た目が美しい
・メッシュパネルとTPU製クリアウィンドウがある

上記の不具合があることを前置きにし、レビューしていきたいと思います。

・快適な居住性

オルタスSの魅力はなんといっても快適な居住性です。
大きさは横幅が5m、縦幅が3m30cm、高さが一番高いところで2m50cm、低い場所で1m70cmです。
重さは15.6kgです。

立っても頭にテントが当たることなく、コットを2つ入れ、テーブルやチェアを入れても余裕です。
中がとても広いので、タープをはらずにテント1つで雨の日のおこもりにも向いている居住性です。
前後から出入りできます。

・設営のしやすさ(本体にはペグ6本だけ)

設営のしやすさも魅力。上記に書いたような生地の縮みがなければ、すっと設営できます。
たった3本のポールを通したあと、ジョイントポールを4箇所差し込み、ペグを6本打つだけです。
初めて設営した時は4箇所しかペグを打っていなくて、真ん中を打ち忘れていたのですが何も困らず使えました。
風が強い場合は6本プラス4本ペグを打つことができ、ガイロープ(ガイドラインテープ)をつけて補強も可能です。

前後が同じなので設営時に迷うこともありません。

見た目が美しい

大きくてもたくさんのガイロープが張り巡らされているわけではないのですっきりして見えます。

曲線も美しく、出入りするパネルを横にしまうと、シェルターのようになり写真映えもいいです。

メッシュとTPUウィンドウがついている

前面フルクローズにすることはもちろん、メッシュパネルがついていて、虫の侵入を防ぎ風通しをよくすることもできます。

さらにTPU製クリアウィンドウもついていて、冬はこのパネルをつけてテントの中でおこもりしながら、景色をみることができます。

TPU製クリアウィンドウは前後の2枚が付属しています。

オルタスSの短所ある?

最初にお話しした不具合以外で使って気づいたことを書いてみたいと思います。

まだ7回しか使っていないのですが、今のところあまり短所を見つけていませんが、探してみると、、、
長いポールをスリーブに入れて立ち上げる時に少し力が必要です。慣れてくると大丈夫。

スカートが内側に付いているインナースカートなのですが、ここに水が溜まることがあります。
雨が溜まったり、結露の水がたまりますが、あまり困りません。外側のスカートだとめちゃくちゃ汚れるので、インナースカートって便利です!

あとは、金額が高いというのも短所に入るかな?と思ったのですが、最近のテントは高いものが多いですよね。スノーピークのランドロックも20万超えます。

価格を抑え、同じような大きさでTPUのクリアウィンドウが付いているテントとも迷いました。

キャンプ場でも見かけることが多くなってとても良さそうな幕です。
ただオルタスsを一年前から欲しかったのでオルタスに決めました。

ポリエステルの幕なので、暑い日で風がなければ中はとても暑いです。虫を避けるためにメッシュをつけている場合でも中はあっつあつでした。夏は外で過ごすためにタープもあると安心です。

ポリ幕なので、もちろん結露はします。日差しが届くと渇きは早いです。

あと、冬に使用する際ですが、大きな空間の幕なので、フジカハイペットくらいの出力のストーブ1つだと少々肌寒いかもしれません。

そんな感じでしょうか。

買ってよかったテント

お値段以上の最高のテント!使うのが楽しくて、キャンプがより快適になりました。
雨の時も晴れの時も、タープを張らずに楽したいなーなんて時も、
広いサイトにタープと合わせて使ってみたいなーと思った時もどんな時でも持っていきたくなるテントです。

今後、生地の縮みに対応した短めのジョイントポールも送ってくださるとのことで、ますます利用頻度が増えるのではないかと思っています。

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